今年に入りpikarinが 「イーロン・マスクだ出ててさ、言ってたんだよね。」 などと口にするようになった。 イーロン・マスク…? 誰それ? 不思議に思いつつ カタカナの芸名のYou Tuberか、 それともアニメか何かのヒーローか? 「調べてみてよ。」とpikarin…
インナーチャイルドという言葉がある。 文字通り「内なる子供」 子どもの頃の家庭、学校、その他 さまざまな体験を積み重ねる中で感情、思考、自己像が形成され、 そのイメージをさすことが多い。 先日瞑想中に〝子どもの私〟が突然出てきた。 始め私が勝手…
今日はpikarinの定期受診日だった。 最近は1~1か月半に一度のペース。 発達障害、特にpikarinの場合精神面でいろいろと出やすいので 一度精神科にかかると途中でやめるわけにいかなくなる。 それにまだ10代で成長の只中にあるので 肉体的にも心理的にも 変…
昨日ブログを書いたことに続き 今日またpikarinが休んだ。 もちろんブログの内容など知るはずもない。 〝何というシンクロニシティ!〟ととらえるのは私だけで 普通なら たまたま偶然じゃない?とか 不登校が多いんだから特別なことでもないよね と思われる…
順調だったpikarinだが昨日は学校を休んだ。 以前よりは朝グズグズせず 自分の意志を早い段階で伝えることができるようになった。 行くのか行かないのか、遅刻して行くつもりなのか それによってすべきことや優先順位、 自分の予定の変更を余儀なくされる。 …
最近スマホのメールで 〝Amazonあなたへのおすすめ〟で 神原康弥さんの本が登場した。 すでに何冊も出版しているようだ。 ぼくはエネルギー体です - 動けない。しゃべれない。でも、妖精や精霊と話せるし、天の声も聴こえる。 作者:神原 康弥 発売日: 2018/0…
最近は比較的落ち着いてきて 怒りがおさまるのも早くなったpikarin。 一瞬激情するが、コントロールする力が出来つつある。 すぐに謝ることもできるようになった。 とはいっても 全てがうまくいっているわけではない。 私にかまってもらいたいのか 好きな時…
「ママ!サグラダ゙・ファミリアって 未来のために造られたのかもしれない!」 朝まだ私がベッドの中で夢ごこちの時に pikarinがいきなり騒々しく部屋に入ってきて言い出した。 「サグラダ・ファミリアって教会だよね。 人間が神様をずっと忘れないようにする…
ふとしたことから25回にわたって書き続けたバイオグラフィー。 現在第8周期の途上にあるが、一旦終了することにする。 息子pikarinの発達障害を通しての気づきから自分の成長を見つめることが ブログを始めたきっかけだった。 一見それてしまったかのように…
バイオグラフィーの第7周期では 夫が事故を起こし、さらにPikarinの発達障害の問題が次々に表面化し 人生の中でも自分でどうにかできることではなく、 かなりの難局に直面した。 〝受け入れる〟ということがどういうことなのか 第8周期の今もこのテーマは継…
事故や事件というのは突然起きるし、 あれは何だったんだろう…と思ってみても受け入れるしかない。 pikarinが4歳の時夫が交通事故を起こした。 それまでも何度となく不安を感じることがあり 何度か通勤に車を使わないようにお願いしていたのだったが、 本人…
ちょうど私の第7周期はpikarinが4~10歳だった。 発達障害と分かったのもこの時期で、 自然との触れ合いの中でできる限りいろんなことを一緒に体験した。 楽しかったと同時に、私達だけみんなと一緒にできない辛さもあった。 シュタイナー幼稚園に入園し楽…
このところ調子よく学校へ行くことができていたpikarinだが 今朝は久しぶりにお湯のみが割られた。 投げる前に何を投げるか選んでいるところがおかしい。 私の方は手が伸びるより先に、腕を掴むのに必死なのだが…。 事の発端は信じられないほど些細なこと。 …
大学生の頃シュタイナー思想に興味があって何冊か本を手に取った。 「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」「神智学」 「神秘学概論」「自由の哲学」の四大主著であるが どれも頭の上層を流れていくだけでとても理解できなかった。 妊娠時にゆったり…
pikarinを出産したのは39歳の時だった。 当時は夫と二人でアパート住まいで 出産をどこでどのようにするかいろいろと考えた。 その頃夫は転職続きで一つの会社に安定せず、出産費用も心配だった。 pikarinの不安感はこのような妊娠時の影響もあったかもしれ…
私は2度目の結婚をしてから6回の引っ越しを経験した。 転勤などやむを得ない事情ではなく、自己都合である。 そのうち3回義父母と一緒に住んだ。 ちょうどその頃義父が会社の経営の件で家を手放すことになり 精神的、肉体的に体調が思わしくなく高齢でも…
ようやく〝この人〟と思える人に出会った。 決め手となったのは 「共に成長していきたい。」という言葉だった。 特に個性的なわけでもなく一見普通のサラリーマンだったが 物の見方や発想が面白く、質問すると新しい発見がたくさんあった。 今までこんな人に…
Yogaでどうにか支えられたものの、 この頃の私は自分がよく分からなくなっていた。 再挑戦と思い服飾を学んだはずが、 いざ就職となると初心に戻っての新入社員としての心構えは 大学卒業後のそれとは違っていた。 一度バブル期の企業の中で甘い蜜を吸ってし…
全てを失った気がした。 自分から言い出した身勝手な離婚だったが 同時に仕事も失ってしまったのは辛かった。 以前の職場に復帰できる可能性もなく どうしてよいか分からず身も心も放心状態だった。 実家に戻ることができたのは本当にありがたかった。 しば…
私は24歳で結婚した。 相手は美大受験予備校の先生で7歳年上だった。 女子校卒業後に付き合い始め、すぐに結婚という流れに 両親は心配していた。 私は自分の性格から、 仕事にのめり込むとOld Missになってしまうという恐れと 男性に対するコンプレックスか…
連日のようにバイオグラフィーを書いている中でも 不思議なことが起こっています。 書き始めて3日後くらいのこと オラクルカードに 「RECONCILIATION」和解の統治の天使が 登場しました。 「和解の天使は過去の古くて無駄な荷物をクリアにするチャンスを与え…
この時期外国にもよく行った。 狭い日本の価値観の中にいたくなかった。 世界は広い もっといろいろな人、文化に出会ってみたいと思った。 初めて外国に行ったのは大学3年生の時。 デザインの研修を兼ねた3週間の大学主催の学生ツアーだった。 ロサンゼル…
我ながらこの転職作戦は絶妙だと思った。 社員ではなかったが、既に結婚も決まっていたし それなりの身分は保証され 仕事の内容は以前よりも希望の職種に近く 何より職場の雰囲気が明るく、華やかで、活気があった。 面接してくれた2人のうち 女性の課長補佐…
大学に入って また美大受験予備校の助手アルバイトで後輩の指導を通して かなり積極的になったように見えた。 でもまだまだ私は劣等感のかたまりだった。 〝自分を変えたい〟という思いは昔からとても強かったが 周囲からの固定概念の目の中では 今まで自分…
高校から気持ちを切り替えて勉強し 大学は絶対に外部に出ると決めた。 S女子校は大学付属だったので 外部受験をすることは狭き門だった。 何度も教師と面接がありその度に志望者は脱落し 志を共にした友達の多くはそのまま大学または短大へ進学した。 外部を…
私は自分に対する劣等感からか 自分の理想的な人と友達になろうとした。 多くは美しい人、頭のよい人、個性的な人だった。 〝朱に交われば赤くなる〟というように 友達になることで、そのような人と同じになることを目指した。 親友のような近い関係になるこ…
中学3年の担任は男の先生だった。 私はどうしてもその先生が好きになれなかった。 先生に罪はなく、何かしたわけでもなかった。 見た目が黒縁メガネでうだつの上がらぬ安サラリーマンを彷彿させ、 少し猫背にして背広の前端を両手で交差して左右に引っ張るし…
私の父は厳しく怖かった。 思ったことを母にも言えなかったが 父にはもっと言えなかった。 私の親友はお父さんと仲の良い子が多く 一緒に〇〇へ行った、△△を買ってもらった、とか お父さんとのことを聞かされるたびに寂しくなった。 (とは言っても、小学生の…
我が家は父が4男1女の長男だったため祖父母と一緒に住んでいた。 お正月などは形式的に親戚一同が集合する。 お酒も飲めない家系で、羽目を外すこともなく 食事とお茶、話も堅苦しかった。 私と妹は料理の準備、配膳、片付けなど いつも母の手伝いをさせられ…
男の子が苦手な私だったけれど 好きになった男の子がいた。 彼は他の女子からも人気があった。 スポーツができ、頭もよくて いつも学級委員をしていた。 といっても小学生の時である。 私は男の子が苦手だったから その子ともほとんど話をしたことがない。 …