yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

減薬したいけど…。

今日はpikarinの定期受診日だった。

最近は1~1か月半に一度のペース。

発達障害、特にpikarinの場合精神面でいろいろと出やすいので

一度精神科にかかると途中でやめるわけにいかなくなる。

それにまだ10代で成長の只中にあるので

肉体的にも心理的にも

変化と共に、その都度対応するのに

専門的な視点を外すことはできない。

 

今年に入って気持ちのコントロールがだいぶできるようになり

落ち着いてきたので

少しでも減薬できたら…と

甘い期待を持って受診した。

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pikarinが先に私が後で、個別に医師と話をするのだが…。

私がそのことを口にする前に

「お薬のことですが…。pikarinくんがお母様の代弁をしてくれて…。」

と医師から先に言われてしまった。

(私の薬嫌いをよくご存じなので)

pikarinに言わせるつもりは毛頭なく

「お薬のこと、先生に相談してみるね。」

とだけ伝えてあったのだが

母の心中を察したpikarinが自分から言い出したのだろう。

pikarinには申し訳なかった。

 

そしてやはりそう簡単にいくものではなかった。

段階があるのでほんの少しでも…と思ったが無理だった。

まずは飲み忘れて次回どのくらい残りがあるかのチェックから

始めることになった。

 

私の印象としては

入院時ということもあったが増量する時のスピードは速く

減量はなかなかさせてもらえない。

またpikarinは精神科の患者さんの中では

薬の量は少ない方なのかもしれない。

(それでも私には多く思えて仕方がない)

 

以前支援級で一緒だったSくんは

かなりの種類を飲んでいて驚いた。

それをすべて当たり前のように飲ませている親にも驚いたが

致し方ないのだろう。

何も言えなかった。

一緒に生活していると

どうしても薬に頼らざるを得ない状況はよくわかる。

心中を考えてしまったほどだったらしい。

 

さらに驚いたのは

自分の子どもの薬を試しに飲んでみた、というのである。

私も人体実験をやってみるか、と思ったが

自分に処方されていない薬を飲む抵抗感と恐ろしさでできなかった。

そのママ友いわく、

目がぐるぐる回って気持ち悪くなったとのこと。

向精神薬の恐ろしさは体験しても

生活を維持するには飲んでもらわないと困るわけで

本人も家族も辛い状況に追い込まれる。

 

薬は勝手に減らすわけにもいかず、

また福祉制度を利用するにあたって医師に診断書を依頼しなければならず、

医師との関わりは必須条件となる。

pikarinの飲み忘れに期待したいところだろうか…。

 

精神科医で自らを〝きちがい医者〟と名乗っている

うつみんこと内海聡という医師がいる。

減薬を提唱し、薬害研究センターも立ち上げている

珍しい医師である。

以前受診を検討したこともあったが

自由診療なので経済的に継続は難しいと判断し、断念した。

 

西洋医学を否定するつもりはないが

これまで漢方や各種代替療法を試し

それらに解決策を見出したいと願ってきた。

人間の精神を含めた身体を考えた時に

それらの方法が自然に調和しているように感じるからだ。

しかしそれらのほとんどが

日本では医療として認められておらず、保険診療にはならない。

日本の保険制度の中では

病気を見つけて薬で抑えるのが当然で

みな疑問すら感じていない。

病気の根本原因は治してもらえず対処療法にすぎない。

薬漬けになって、自然治癒力がなくなってしまうから

回復もできない。

 

このおかしなあり方、そろそろ変えたい。