yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

Dr.Kとの関わり。

昨日はpikarinの定期的な精神科受診日でした。

 

落ち着いていれば3週間~一か月に一度のペース。

肉体的には病気もせず風邪薬さえ必要のないpikarinですが、

7歳の時に自閉症スペクトラム障害と診断されてからは、

すっかり病院通いが当たり前になってしまいました。

 

日々穏やかであれば通いたくもないのですが、

今までの成長過程をみても

いつどのようなことが起こるか想像できません。

 

いざという時に、

入院措置、診断書作成、公共機関の手続等

スムーズに進めるには、かかりつけの精神科医が必要で、

切り離すことはできないのです。

 

それまで通院していた病院の担当医とは

なかなか信頼関係を築けず、

通っていても意味がないように思っていました。

かといって、

担当医を変える、あるいは転院するにも

どうしてよいのやらわかりませんでした。

 

今の病院に転院したのは

pikarin初めての家出事件、10歳の時でしたから

6年前のことになります。

親の保護管理も限界に達し、

入院施設のある児童精神科病院を紹介手続きしてもらったのでした。

 

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初めてpikarinが処方された精神薬の反応が

恐ろしいものだったので、

元々自然治癒力を信じている私にとって、

投薬に関してはかなり神経質になっていました。

 

当時、入院か、という選択で転院するほどの状態だったので、

薬は必須だったのでしょうが、

私の薬の受け入れに対する態度は頑なだったので、

Dr.Kとはしばし折り合いがつきにくいことが度々ありました。

 

私は環境さえ整えられれば、

pikarinが良い状態でいられると思っていました。

だから、本人への理解、環境、周囲の対応に配慮し、

神経をつかっていました。

さらに、食事内容、各種療法、薬以外にできることは

何でもやってみました。

 

しかしこの世は

健常者にとってもストレスが溜まる毎日。

pikarinにとっての環境を整えることは

非常に難しいことでした。

それに成長に伴い本人の周囲への反応も変化してきます。

 

となれば、一時的に薬を使用するのはやむを得ないのだ、

と少し理解するに至りました。

この6年間、突飛な行動、入院を経て、

私の薬に対する考えも少し緩和され、

Dr.Kと共にpikarinを支えてきたと思います。

 

pikarinもまたDr.Kに心を開き、

自分の状態を手紙(メモ)で伝えたり、

自分なりの独特な言葉で伝えている様子がうかがわれます。

 

受診の際は、pikarinが先、私がその後で

個別に面談するのですが、

ここ最近は

pikarinとDr.Kのやり取りを受け、

私とDr.Kが、共通理解や、共感、

pikarinの成長の喜びを共有できるようになってきたと感じます。

 

pikarinを通して出会い、

それぞれのの立場から見守り、支え合う…。

そんな人間同士の関係が持てることを

心から嬉しく思えた日でした。