yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

pikarin、高尾山事件(2)荷物回収の巻

pikarin高尾山事件の翌日、残したままの荷物を回収しに家族で山へ。

 

警察に手荷物はどうしたらよいか尋ねたものの、

「あちこちに散乱していますし回収は難しいでしょう、危険ですし…。」

と言われたものの、リュックや靴などそのまま放置するのは罪悪感を感じる。

それに、学生証、Suica定期、鍵など大事なものもある。

誕生日プレゼントに祖父母に買ってもらったゲーム機まであるのだ。

やっぱり回収しに行くしかないでしょ。

 

と言っても、場所を知っているのはpikarinのみ。

しかも山道から外れた目印なき場所。

昨日確認したGPSの場所のプリントを頼りに、pikarinに道案内をしてもらう。

 

まずどこから山に入ってよいやら。

正規ルートではないから、最短で行けそうな入り口を探した。

民家のフェンス脇に草が刈られている道(?)を発見!

本人に確認するとそこから背負われて降りて来たらしい。

pikarin嬉しそうにどんどん山の中へ入っていく…。

まずい…。

これで再び捜索となれば、昨日の今日で話にならない。𠮟責覚悟。

 

「pikarin待っててね。」

ハイテンション状態のpikarinの耳には何も入らない。

私は車で待機することになり、

あまり体調の良くない夫が必死で追いかける。

途中何度か携帯でやり取りし、荷物はほぼ回収できた様子。

 

ところが今度はpikarinそのまま山道方向へ行ったらしく、見失ってしまったとのこと。

こういう時のpikarinの足は非常に速く、追いつかないのである。

仕方なく夫は荷物を持ち帰り、もと来た道なき道を降り車まで到着。

 

pikarinに電話するものの、なかなか出てくれない。

過去にもそうだったが、

精神的に追い詰められていると行方知れずになり、電話も無視するようになる。

なんとか通じ、今度は自転車置き場で合流することを約束。

自転車も置きっ放しだったので。

 

朝の約束では夫が自転車で、私がpikarinを車に乗せて帰宅の予定だったが、

pikarin一人で自転車で帰りたいと言い出した。

やや不安を感じたが、了承。

 

この日もお昼も食べず、警察から電話があるまで帰って来なかった。

スマホGPSで足取りをたどると

通院している病院、放課後等デイサービス、公園、スーパー、自宅近くの交番

となっていた。

電話には出てくれなかったが、

その間ショートメールは時々つながった。

親がうざったいのだろうとは思っていたが、

精神状態がよくない感じがしたので、主治医に入院の可能性をうかがっておいた。

 

夜8時頃、目と鼻の先の自宅近くの交番から電話があり、

本人が迎えに来てほしいとのこと。

気まずくなって一人では帰れなかったのだろう。

 

遅い夕食後、今の状態、病院のことなど話し合う。

………………………………

夜中に台所で調理が始まった。

これはもう普通じゃない。

私たち親も対応出来かねる状態に突入しつつある。

 

翌日入院を前提に病院を受診した。