yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

Pikarin精神薬、薬の副作用で定まらず


以前、やっとのことで脱精神薬を達成したPikarinだったが

再度の入院で、薬復活になってしまった。

しかも今回は一生必要とまで言われた。

 

所詮薬による対処療法でしかなく、治るわけではないのだ。

「入院する」=「薬の調整」ということになる。

多くの精神科にかかる患者さんは

通院で薬を調整していくわけだから

適した薬に出会うまでかなり時間を要するようだ。

何年もかかったりすると聞くし、環境の変化により変わることもある。

Pikarinの場合は極端な行動に出てしまうため入院が必要になり

良い方に考えれば、

常に医師と看護師に経過を見てもらい、絶えず検査もしてもらえるから

その分薬の調整もしやすいかと思っていた。

 

ところがそう上手くはいかない。

 

最初は躁鬱に対してAという薬を使用。

初めて精神薬を使った時と同じもので酔っぱらいみたいになってしまったから

成長しているとはいえ正直なところ使用したくなかった。

Dr.いわく、躁にも鬱にも対応でき調整がしやすいとのことだった。

Pikarinには合わなかったようで、

稀なケースで男性生殖器に関わる副作用が出てしまい

将来に影響する可能性もあるので中止した。

 

次は治療方針をてんかんに切り替え、Kという薬を使用。

今度は目がとろんとしてすっかり覇気がなくなり朦朧とした状態。

口元や手に震えが出ていた。

鎮静効果が高すぎるのだろうか。

以前の入院時もそうだったが

この状態を目の当たりにすると

見ているだけで涙が出てきてしまう。

Dr.も望ましいあり方でないと思っている私の気持ちを察して

次の薬の提案をしてくれた。

 

次に使用したのはTという薬。

本来のPikarinらしさが感じられる。

気力も出てきた感じで外面的にはよい印象だった。

ところが今度は白血球が基準値を下回るという副作用が出てきた。

一時的ならともかく、一生使用するとなると困る。

病院内なら危険も少ないが

コロナが蔓延している状況を考えると免疫力低下は避けたい。

 

次はBという薬。

……あまり効果的な感じには見えないとのこと。

Rという薬も使用。

……こちらも目に力がなくボーっとした感じで、ただ突っ立っている。

 

薬は脳に作用し抑制したり興奮を高めたり反応し、本人の行動に影響する。

極端に抑制ががかかると夢遊病者のようになり、

鎮静が効かないと、他の患者さんへの影響を考慮し

隔離部屋で鍵をかけられることになる。

 

ある日の面会時に「死にたい」発言が出てしまった。

「ママはどこに住んでいるの?」

「ボクね、平成16年に死んだんだって。」

などおかしなことも口にした。

とうとう心が壊れてしまったように感じた。

隔離部屋にはベッド本体もなく(壊す危険回避から)

マットと一枚のかけ布団しか置かれていなかった。

 

入院当初は精神的自立、母親依存からの脱出を図ろうと

本人からの面会希望がなければ会うつもりはなかった。

ここまで心が崩壊してしまっては

私ができることは少しでも会って元気づけること。

一週間のうちに面会予約を何回か入れた。

 

今度はTとBの併用を試みる。。

元気復活で良さそうにみえたが、白血球減少は抑制できなかった。

ロイコンという白血球減少を抑える薬があるとDr.から言われる。

この薬の副作用は、腎機能に影響し、発疹、かゆみが出ること。

皮膚に出やすいPikarinには直感で合わない気がした。

念のためペンジュラムで判断したがやはり合わないと出た。

仮に使用してかゆみが出たとすれば、次はステロイドになることは想像がつく。

これではきりがない。

自然治癒力を信じている私としては

逆行の一途を辿ることになってしまう。

そんなわけで、リスクを承知でロイコンは見合わせていただくことにした。

 

私の薬に対する考えからだと思うが、

Dr.はその都度変更に当たり説明し、面談の機会を設定してくださる。

その誠意に感謝したい。