yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

pikarinなりのコントロール(2)心の調整

昨日ブログを書いたことに続き

今日またpikarinが休んだ。

もちろんブログの内容など知るはずもない。

〝何というシンクロニシティ!〟ととらえるのは私だけで

普通なら

たまたま偶然じゃない?とか

不登校が多いんだから特別なことでもないよね

と思われるだろう。

 

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朝起きてみると

制服ではなく私服でお休みモードのpikarin。

何も言わずそのまま1階に。

キッチンの冷蔵庫に貼ってある家族のカレンダーに

何やら書き込んでいる。

 

こんな時、書いている途中で見るのはタブー。

pikarinがその場を去った後に見てみると…

「学校行く」「学校行かない」が

卒業式の日まで毎日記入されていた。

「学校行かない」が書いてあったのは今日だけだったが

几帳面にも毎日のことが書かれていた。

そして一言、

「ママ、学校に電話しといて。」

こちらから理由を聞いたわけではなかったが

「昨日学校でいけないことしちゃったからさ…。」とpikarin。

 

本人からではなく担任からうかがったところによると

友達とふざけあっていて

強く相手を押してしまったところ、傍にいた教員にぶつかり

さらに後ろのロールカーテンを壊してしまったらしい。

友達にケガはなく、わざとではなかったのだが。

危険性があることから、

その教員からかなり強い口調で指導を受けたとのこと。

その後担任と別室で話し、

15分ほどで落ち着き授業に復帰できたとのことだった。

 

下校後の放課後等デイサービスも帰宅してからも

普段と変わりなく落ち着いていたように見えた。

 

そして今朝…

特に感情を表す様子もなく、

淡々と自分で「学校へ行かない」選択をし、伝えることができた。

回復していたように見えたが

本人にとっては

心を落ち着け昇華するのに時間が必要なようだ。

学校に行くことで記憶が呼び戻され

感情が不安定になってしまう自分がわかるのだろう。

 

自分のことを感じ、

どうしたらよいか選択できるようになってきたpikarin。

そんな風に成長できたことがすごいと思うと同時に

とても嬉しい。

 

感じる力が強いだけに、ストレートに思いが出る。

今まではどのようにしたらよいかもわからず

怒りの爆発の連続だったが

周囲を見ることができるようになったり

周囲に無理に合わせず

どうしたらよいかを

自分なりに考えることができるようになってきた。

今後も気持ちに忠実に

いろいろな選択ができるようになると

もっと自分らしく生きやすくなるだろう。

私はその選択肢を自由に選べるサポートができたらと思う。

 

それにしても心のダメージというのは

本人が思っている以上に大きなものだと思う。

一般的にはこの程度のことなら

pikarinと同じ状況に置かれても次の日登校するだろう。

特別そこにフォーカスする必要もないくらい当然のこととして。

学校に行くのは当たり前、

注意されて休むのは弱い人間、

そんなイメージに囚われてしまうと

心の状態が見えなくなる。

誰もが自分で意識しない潜在意識の領域では

そのように押し殺してしまった小さな感情が積み重ねられ

心の奥底に横たわっているのだろうと思う。

 

今のpikarinのように

小さなことでもその都度解放し、昇華できれば問題は起こりにくい。

 

今まで蓄積されてしまった数多くのトラウマやマイナス感情、

二次的障害の負のスパイラルの解放は

できるのだろうか…。

過去を振り返っても仕方ない。

今後それらの感情が出てきた時に

どう向き合い気づいていくかが成長の鍵となるのだろう。