yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

バイオグラフィーワーク~エピローグ 振り返って思うこと

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ふとしたことから25回にわたって書き続けたバイオグラフィー

現在第8周期の途上にあるが、一旦終了することにする。

息子pikarinの発達障害を通しての気づきから自分の成長を見つめることが

ブログを始めたきっかけだった。

一見それてしまったかのように思えるこのバイオグラフィシリーズは、

いずれどこかの時点で書かなければ、と思っていたが

なかなかオープンにする勇気が出なかったのが正直なところ。

 

振り返って自分を7年周期ごとに区切ってみると

それぞれの時期で見えてくるテーマがある。

無意識に過ごしていると

そのテーマや課題が見過ごされてしまう。

人は生まれてくる時に

自分の人生の設計図を決めてこの世に降りてくるといわれる。

少しずつその意味もわかる気がしてきた。

自分の生い立ち、何を感じ、何を考え、

どのように行動し、過ごしてきたのか。

それを深めるかの如く

夫に出会い、pikarinとの密度の濃い関わり。

自分が何に幸せを感じ、何を喜びと感じるのか、

自分にとっての豊かさとは何か、

何を求めているのか。

そんなことを問い続けながら

ようやく自分というものがわかりつつある。

 

人生は成功とか失敗という結果ではなく

その過程にこそ意味があると思う。

その人なりに、その人に必要な経験をたくさん得ることによって

気づき、成長することだと思う。

気づきのタイミングや成長のスピードも人それぞれ。

それも必要に応じてその人にゆだねられる。

かつて〝共に成長しあおう〟と誓って結婚したはずの夫に

「約束したよね!」と詰め寄った際、

「何もしなくても生きているだけで成長だから。」

と言われ、愕然としたことがある。

今なら、そうとも言えると受け止められる。

 

ともあれ

今度は次のステージへの準備。

自分がやるべきことが少しずつ見えてきたこの時期、

夫やpikarinとの関わり方も少し変わってきて、

今後どのように展開していくのか楽しみになってきた。

今まで同様いろいろなことが起こり、

up-downも相変わらずかもしれない。

でも自分軸が整いつつある今、

以前のように振り回されたり、一喜一憂することはないように思う。

昔漠然と思い描いていた理想の家庭像や生活とは全く違うが

囚われや価値観から解放されると

思ってもみなかったところに

平和や穏やかなやすらぎ、喜びを感じたりする。

私はこれを求めていたのだろうか…?

という気づきも生まれる。

 

毎日自然とやってくる出来事も

とらえ方次第で面白いことがいっぱい。

突然懐かしい人から電話がかかってきたり、

なぜこのタイミング?という出来事が起こったりする。

出来事だけでなく、周囲の人の変化も面白い。

一つひとつが偶然ではなく、

私に必要があって起こっている。

出来事の点と点が線で結ばれ

線が重なり合ったり、形になったり。

どんな空間が創られていくのか。

まだまだこれから。

未知なる世界が展開していくのは楽しい。

 

人は死の間際に自分の人生を走馬灯のように見るというが

次のステージに移行するために

振り返って確認しているのかもしれない。

そんなことを思った。