yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

pikarinなりのコントロール

順調だったpikarinだが昨日は学校を休んだ。

以前よりは朝グズグズせず

自分の意志を早い段階で伝えることができるようになった。

行くのか行かないのか、遅刻して行くつもりなのか

それによってすべきことや優先順位、

自分の予定の変更を余儀なくされる。

朝の忙しい時間にイライラさせられるのだ。

こちらもだいぶ修業を積んで

どのようにも対応できる心の準備を怠らないようになった。

 

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昨年2学期途中から

ある先生に注意されたことをきっかけにまた不登校が始まったが

今年3学期初日いきなり朝準備をして学校へ行き出した。

前日まで朝9時起きの寝坊助だったのに。

なぜ行くことにしたのか理由を聞きたいところだが

ここはグッと我慢。

聞いてしまうと地雷を踏んで、爆発が起こり、

再び不登校になる可能性大だから。

せっかく自分で気持ちを立て直したのに

水を差すことになる。

 

その後3週間ほど順調だったが

ある時「疲れているから。」と言って休んだ。

朝、準備万端で家を出る寸前、

「あれっ?マスクがない!」

「ママ、マスクどこ?探してきて!」と大声で怒鳴り

それがきっかけで「行かない!」になった。

気持ちにゆとりがないとこうなってしまう。

普通の人はわがままと思うだろう。

pikarinの言う「疲れている」は

余裕のない状態のことを意味するようだ。

きっかけは些細なこと。

元々この日の朝は何となく行きたくない気持ちがあったのだろう。

それを言えずにとりあえず準備をして

行く段取りまでこぎつけたのだが

マスクで首尾よくいかなくなってしまい、爆発。

 

いったん休むとなったら

YouTubeを見てゲラゲラ笑い、

ゲームなどして特に具合の悪い様子は全く無し。

一般的に言う「疲れている」様にも見えない。

週末も元気に過ごし、

月曜日さあ再び登校!と思いきや…。

 

朝起きてきてpikarinがトイレに入ろうとしたところ

タイミング悪く私が先に入っていた。

1階のトイレに入ればよいのに

再びベッドに戻り横になってしまった。

その後2階から降りてくる様子もなく

見に行くと…

「今日は休む。明日の高等部進学相談日に緊張したくないから。」

pikarinなりの理由らしい。

高等部進学相談日というのは

進学のための学力診断、行動観察、親子面談がある。

未知の体験に対する不安感が健常者より強いのは確かだ。

それにしても、

クラスの他の子どもたちはそのために休んだりしないのだけど…。

 

もしかすると

そんな自分のことを分かっていて

自分なりに調整しているのだろうか…?

 

その日の夕方、担任から電話がかかってきた。

不安そうな感じがうかがわれる。

「明日の進学相談日は出席できそうでしょうか?」

「ええ、自分で調整して明日のために今日は休む、

と言ったので大丈夫です。」と私。

でもここで

「明日は頑張ろうね!」などと言おうものなら

当日何が起こるかわからない。

私のその一言で台無しになってしまう。

高等部に行かない、と言い出すかもしれない。

pikarinを信じて何事もなかったかのように

淡々とやり過ごすことが大事。

時間になったら出発できるように

首尾よく整えておくことに徹するのみ。

 

そんなこんなで

昨日も何となく疲れている感じがしたのだろう。

疲れるとイライラの爆発につながるのを自分で分かっていて

それを起こさないための

pikarinなりのコントロールなのだ。

 

世の中の健常者たちは

ある程度の我慢やコントロールできるが故に

自分の感覚が麻痺し

いつの間にか無理が重なってしまう。

pikarinみたいに早い段階で気づいて休むことができたらいいのにね。