yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

児童相談所のこと。

先日久しぶりに児童相談所にpikarinを連れて行った。

担当者が変わり、後任の方が

お会いしたいとのことだった。

 

児童相談所〟というところは

一般の方には馴染みのないところだと思う。

 

児童に関する問題の相談、

保護者の事情で家庭で生活できなくなった子どもや

虐待を受けている子どもの保護、

施設への入所、

療育手帳の交付、

などを行っている。

 

初めて児童相談所を訪ねたのは

知的障害の療育手帳を取得するためだった。

 

その時は、今後特別関わることもないと思っていた。

できることなら、pikarinを連れてきたいとも思わなかった。

 

しかし、pikarin10歳の時

初めての行方不明事件が起こり、

それからしばらくの間、いろいろな問題が頻発し

児童相談所に相談することになった。

 

家庭訪問をしてくれたこともある。

 

5年前今の住所に引っ越した時には、

以前の県の担当者が

わざわざ自宅を訪ね、

様子を見に来てくれたことには驚いた。

 

ちょうど世間で

児童相談所が関わっていたにもかかわらず、

幼い命が失われる事件が相次いて起こり、

責任を問われた頃だった。

 

今関わっていただいているのも

療育手帳の交付に始まり、

家庭での問題、不登校、いろいろな事件が

時として起こってくる場合があったからだ。

 

家で暴れたりする場合

できることなら警察のお世話になりたくないし、

一時的な対処ではなく

根本的な解決を望み

児童相談所に関わって援助してもらいたい、

と考えていたのだ。

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親としては藁をも掴む思いで

児童相談所にお願いしているのだが、

現実はそう助けになるものではなかった。

 

想像するに、

世の中には我が家よりもっと緊急性のある

命にかかわるケースがたくさんあり、

1人の担当者が抱える件数も多く

手一杯なのだと思う。

 

一応こちらの話は聞いてくれるものの

望むような支援はしてもらえない。

 

施設入所を希望しても空きがないため難しい。

優先順位からしても

我が家の場合可能性は極めて低い。

 

一時的に状況が収まると

「一旦終了でよいか?」と打ち切られてしまう。

 

再び暴力など始まると

「遠慮なく警察に連絡してください。」となる。

(と言われても110番通報って

自分の子どもだと心の葛藤があって辛いんだよね。)

 

今回は新担当者からの積極的な連絡だった。

長期の施設入所を希望(親と離れ自律を促す)のため、

関わりは継続している。

 

ただ、施設の空きの順番が回ってくる可能性が低く

児童相談所としてできることはないか、

と聞いてくれた。

 

そこで、心理療法である「箱庭療法」を希望してみた。

私はアートセラピーの学びの中で

箱庭療法も学んだので、

心療内科クリニックや児童施設でも取り入れていることを知っていた。

 

それなら私がやればいいと思うかもしれないが、

小学生のうちは

絵を描いたり、箱庭的なことも

遊びながらできたが、

思春期とあっては

〝むりやり、やらせ〟としか受け取らない。

 

やはり親以外の専門家に対応してもらうのが一番!

親の代弁ではなく

pikarin自ら申し出たことにより

幸いにして希望が通った。

 

pikarinも納得して児童相談所に行く機会ができ、

よかった。よかった。

次回が楽しみである。