yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

今度は器物破損、弁償ですかぁ~。

今週土曜日に退院することが決まったpikarin。

ドクターとは、明日ぐらいに本人に伝える、

ということで一致していたはずが、

なぜか先週のうちに本人の知るところとなったらしい。

おそらく、pikarinからの何気ない誘導尋問に、

つい看護師さんが答えてしまったのだろう。

 

ところが、それから落ち着きなくハイテンションになっちゃった。

自分でも落ち着かないのがわかるらしく、

折り紙の入ったオレンジの箱を持ってきてほしい、

と看護師さんを通じて依頼があった。

 (折り紙で落ち着くとも思えないが)

しかし夜も落ち着かず、他の患者さんとのトラブルも生じたとか。

再びガッチャン部屋(部屋に鍵をかけられた)に。

 

今朝も不安定で、退院前の採血が昼食時にかかることを告げられ、

それに苛立ったらしく、

新聞紙を投げたり、病院の備品を破損したらしいのだ。ヤレヤレ😥

 

お昼ごろ洗濯物を届けた時には、

ドクターから

「本人が退院したくないと言っているのでどうしましょう?」

と告げられ、

「???…」

 

理由はドクターあての紙にpikarinの字で書かれてあり、

「退院したくない。

 パパが家にいるのがイヤだ。

 (夫は自称コロナ?で、一か月以上会社を休み続けている。

 といってもコロナの症状はなく、ただ会社がイヤなだけ?…これも困ったもんだ。)

 早く施設に入りたい。」というもの。

 

おそらく家に帰ると、入院前の生活に戻ってしまい、

お互いがイライラした気分になるのが不安なのだと思う。

本当は少し離れて生活できればよいのだが、

(pikarinも一緒にいると甘えるから離れるべきだと自分で感じていて)

今はそれも難しいし、受け入れの当てがない。

帰りたいけど帰りたくない複雑な心境なのだろう。

 

夕方病院からまた電話があった。

今度は何だろう…と思っていると、

pikarinの今朝からの様子を看護師さんが伝えてきた。

 

ドクターとは退院に関する話だけで、

不安定さの詳しい説明はなかったので、

私の中ではスルーしてしまっていた。

 

看護師さんは器物破損の弁償についての承諾の件で電話をしてきたのだが、

とても丁寧にpikarinの様子を説明してくれ、

また、会話のやり取りから、

pikarinの心情を理解し、気持ちを受け止め、

寄り添ってくださったことがとてもよく伝わってきた。

 

特にpikarinの心の葛藤、

やってはいけないとわかっているのに、

イライラして物にあたってしまう。

反省するけど、すぐに忘れてしまい(短期記憶が弱い)

同じことを繰り返す。

やめられない自分。

その辛さを泣きながら看護師さんに話してくれたという。

 

コミュニケーションが難しいpikarinが、

親以外に自分の心の底からの気持ちを

言葉で伝えることができた。

そしてそれを寄り添って、受けとめてくれた看護師さん。

 

そのことを通して、pikarinの存在看護師さんの存在

二人がその時そこで出会っている

お互いの存在の意味の大きさを、

電話口で聞きながら、嬉しさと感謝、ありがたさで一杯になった。

良い経験をさせてもらったね。

 

それにしても弁償とは…。

pikarinといるといろいろなことがあるね。初体験ばかり。