pikarinの感性
二学期の初日は遅刻で登校したものの
9月登校日したのは3日だけ。
今週は連続4日登校した。
完全に不登校というわけでもなく
行けそうと思うと突然準備する。
朝起きた時に決まるらしい。
自分でもそれがどこから来るのか分からないという。
行きたくなくなる理由は
iPadの誘惑、
クラスの友達の干渉が煩わしい、
気候の変化、
精神的な疲れ、
といったところ。
ある日の朝、色鉛筆で絵を描き見せてくれた。
「ボクの波」
「ボクね、波があるみたいなんだ。」
誰でもバイオリズムのようなものはあるが、
そんな波を感じているのだろうか…?
そして、今はこんな感じだから学校へは行けないと言いたかったのか?
またある日のこと
「ボクね、お月様に関係があるみたい。」
はぁ~、月のリズムってこと?
潮の満ち引きや女性の体や生物の仕組みはそのようになっているから
影響を受けるのも当然といえる。
それを感じているんだろうか…?
そして今週。
体調悪くずっと休んでいる夫の頭をそっと触り
「パパの頭は忙しく動いているね。
だからいつも疲れているんだね。」
優しい…。
さりげなく癒しているようにも感じる。
次に私の頭を触り
「ママの頭はカエル。」
えっ、何それ?
飛び跳ねているんだろうか?
「ボクの頭の中はワッフルだよ。
縦と横がワッフルの網目のように交差しているんだ。」
同じカテゴリー内での例えでなく
ジャンル関係なく感じたままの表現をするところが面白い。
それは一瞬やって来るもので
そのまま持続する感覚でもなかろう。
理由や意味づけもない。
頭で考えたり、
理由や原因を追究したりすることなく、
ただ感じるまま。
そんな世界にいるpikarinだから
いちいち私の質問に答えられず
煩わしくうるさく感じられるんだろうな。
~下書きのまま忘れられていた2021年10月の記事より~