yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

シュタイナー幼稚園との出会い

pikarin入院中に成長の記録をまとめていました。

 

その中でシュタイナー幼稚園での

先生とのお便りノートが出てきて、読み返していました。

毎日ではないのですが、

折に触れての出来事や、子育てについての悩み、

シュタイナー教育についてわからないことなどが綴られています。

 

読みながら、大変ながらもキラキラとした光の中を歩んでいる

私たちがよみがえってきました。

 

あたたかい日差し、平屋の一軒家。

小さな庭と小さな砂場、丸太の椅子、

四季の草花が咲き、なんて平和な日々だったでしょう。

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母親として未熟な私に対して、

あたたかく包んでくれる助言の数々。

子供の成長を、大きな存在として見守っていく教育者の凛とした姿勢…。

pikarinも私も本当に支えられてきたんだなぁと、

感謝でいっぱいになりました。

 

そしてこの3年間があったからこそ、

その後苦しい思いをしても、

pikarinの基礎、核となるものはゆるがないだろう、

そう信じています。

 

シュタイナー思想に傾倒している私としては、

小中高の12年間をシュタイナー教育で貫きたかったのですが、

そこには導かれず、今も大変な中にあります。

安心できる居場所も見つかりません。友達もいません。

 

でも幼稚園のご縁で、

卒園後も多くのシュタイナー関係の人たちからの

サポートが与えられ、出会えたことに感謝です。

 

幼稚園の3年間というのは、

本当に大きな成長があるように改めて感じます。

その時は必至でよくわかりませんでしたが、

今になってノートを読み返してみてわかる気がします。

 

現代では親が働くこと中心に考えられてしまうので、

子どもの教育の中身の検討が疎かにされがちです。

特に早期教育だったり、芸術・表現、運動・スポーツについても

付加価値の魅力はありますが、

その年齢の人間の発達に沿っているかは考慮されていません。

好きなことをさせる、才能を伸ばす、

そのような角度から見ているように思えます。

 

子どもは教えるのではなく、

自ずと引き出されることが必要だと思います。

強制的にされることに拒否反応が出てしまうpikarinにとっては、

幼少期に、呼吸をするような自然のリズム、

穏やかな環境の中で過ごすことができたのは、

本当にありがたいことでした。