yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

断食&瞑想、そして滝行。

若い頃から太りもせず痩せもせず

意識せずとも健康体重を維持してきた私ですが

ふと体重計にのってみるとヤバっ!

4㎏も増えているではありませんか!

家で断食しようと思いましたが、

家族がいて妻母の役割(食事を作る)があるとそれなりの覚悟が必要。

べたつくpikarinと距離を置く必要もあって

宿泊の断食をしてみるか、と思い立ちました。

 

断食だけでは心が満たされないので

瞑想もできればと探してみると…。

ダイエット、デトックス、瞑想、ヨガ…

いろいろな目的のプログラムがあり、

宿泊施設もリゾート的なものからお寺まで。

 

今の私に一番適切なものがうまく見つかりました。

断食ができて、瞑想指導があって、近場でリーズナブル。

嬉しいことにいずれトライしたいクリスタルボウルのヒーリングがあり、

さらには滝行まで。

滝行は若い頃から体験してみたいことの一つだったので

やりたいこと満載のメニューに即決、申し込みをしました。

といっても2か月待ちの予約。

 

滝は宿坊から歩いて30分と1時間弱の2か所。

滝行よりもこの道中の山道の方が辛い。

しかもこのご時世、マスク付きで清らかな空気が吸い込めない。

何か不自然だな~。

滝に着くとまずは着替え。

男性はふんどし、女性は襦袢と羽織もの2枚、合わせて3枚重ねの白装束。

頭にはちまきをする。

宿坊の宮司さまが祝詞を唱え、準備体操をする。

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いよいよ一人ずつ水の中へ。

当然のことながら水は驚くほど冷たい。

入ってから出るまで「振魂」というのをします。

両手をおにぎりを握るように形作り、中に魂を入れて

おへその下の丹田の位置で上下に振り続けます。

こうすることで凝り固まった魂を柔軟にするのだそうです。

なるほど~。

魂を振るという感覚、「振魂」という言葉がとても新鮮でした。

そして寒さの感覚も和らぐそうです。

 

〝流れに身体を委ね、水に親しむ〟

宮司さまに言われた通り、力を抜いて水と一体になろうとすると

意外にも冷たさよりも気持ちよさの方が強く、

頭から全身清められていくよう。

穢れを流すとは真にこのこと、と実感しました。

 

滝は外から眺めているだけでも清められ清々しい気持ちになりますが、

頭から顔に流れてくる水を通して向こう側に見えた新緑の木々と光の美しさは

今まで見たことのない影像のようでした。

目というレンズを通して、目自体がカメラのように光を感じているような

言葉でうまく表現できませんが

景色ではなく、光、空気、自然そのものを体感しているような

忘れられない光景、そんな感じでした。

 

一回に滝に入っている時間はさほど長くありません。

長く入っていると感覚が麻痺し低体温症になって危険とのこと。

冷たさの感覚を残し、体感することの方が大切だそうです。

これを交互に一人3回繰り返しました。

 

宿坊に帰って入浴後、今度は瞑想の時間。

瞑想は日々行っているので辛さはありませんでした。

丹田呼吸法による瞑想を30分程したでしょうか。

その後は横になり

宮司さまの奏でる笙の音とクリスタルボウルによるヒーリング。

雅楽器の一つである笙をこんなに真近に聴いたのは初めてでした。

ハーモニカのようでもありますが

寝ている頭の上に響く多重層の倍音

小さなパイプオルガンを彷彿させるような感じでした。

クリスタルボウルヒーリングも初めてではありませんでしたが

今回は音による全身マッサージという感じが強くあり、

身体のみならず脳みそまでマッサージされている感じでした。

 

一週間くらい続けてみるとどんな感じなのだろう。

一泊二日では心残りもありますが、

体験としては十分満足の得られるものでした!

 

ただ、私の場合瞑想が日常となっているので

非日常という感じは全くなく滝行も自然な流れの一部でした。

時々浄化したくなったり、リセットするには最適かな。

 

あっ、断食の方はとりあえず2㎏戻りました。