yasumin日記~霊的成長への道~

発達障害の息子の子育て こころの成長・気づき・発見 ちょっぴりスピリチュアル

新学期スタート!と思っているのは母だけ。

昨日から新学期スタート。

 

夏休み中はそれなりに規則正しく寝起きしていたpikarin。

始業日に限って起きてこない。

起こそうか…、っと思ったがそのままに。

ようやく8時に起きてくると、

P:「なんで起こしてくれなかったの?」

P:「早く準備してよ!」

といきなり怒鳴る。

自分に腹だ立っているのだと思う。

以前は起こすと怒り出していたし、私も朝からトラブルになりたくない。

車で送ってほしいなら

自分の気持ちを伝えればよいのだが、

それができないから

準備していないこちらが悪いような言い方になる。

 

学校に連絡して準備を済ませると

今度は玄関で

P:「ボクの折りたたみ傘がない!どこにあるの?」

いつも決まった場所にしまってあるのだが

自分の部屋のどこかに持って行ってそのままなのだろう。

母:「ママは、知らない。自分でどこかにしまったんでしょ?」

外に出ると霧雨が降っていた。

P:「長い傘を持っていくことにする。」

 

車で送って15分遅刻で学校到着。

 

やれやれ、長い休みも終わって

ベタベタ状態から解放された~!

この日はそのまま放課後等デイサービスに行く予定なので

お昼過ぎに行くと連絡しておいた。

夕方まで一人の時間。

なんという幸せ!最高!

 

お昼過ぎ、気になったのでGPSでpikarinの現在位置を確認。

あれあれ?

放課後等デイサービスを通過しているものの

なぜかバスに乗って自宅に向かっている様子。

携帯にショートメールを送っても返事がない。

 

家に着くと

P:「携帯忘れたから帰って来た。」

何だか調子よさそうで、よく話す。

初日学校へ行けたのはやはり気分が良かったのか?

リュックから折りたたみ傘を2本出して見せて

p:「ボク、傘たくさん持っていた…。」

自分で準備して入れたのをすぐ忘れてしまうんだろうな。

 

中学までは、忘れ物がないようにとか

整理整頓を一緒にして、しまう場所を明確にしたり

何かと関わっていたのだが

やればやるほどコミュニケーションでトラブルになる。

教えてもその通りにやらず、勝手に自分流に変更してしまうpikarin。

それに気分屋。

ああ言えばこう言う、言い訳ばかり、人のせいにするし。

こちらもいい加減疲れたし

自分流でやってみてどういうことになるのか体験してみたら

少しはわかるかも…と思って、こちらもやり方を変えた。

頭では考えられないし(想像ができないらしい)

体験したところで、次の一歩に進むまで時間がものすごくかかる。

どうやったってコミュニケーションは自閉症の苦手分野だから

トラブルも避けられない。

今までは暴力行為につながる恐れもあり

トラブルを避けるために配慮し努力してきたが、

それだけでは周りが疲弊する一方で、本人の成長にもつながらない。

以前より少し安定が見られるようになったので、

トラブルを恐れず

言葉のとらえ違い、思い込み、勘違い、物忘れなど

お互いの言葉や思いに注意を向けることを試みている。

そうはいっても

一方通行だったり

話している途中で話題が変えられたり

途中で席を立ってそのままだったり

怒り出したり

うまくいかないことの方が多いけど

毎日一緒にいる家族だからこそ分かることがあり、できる。

これがお互いの成長なんだろうな。

 

今日も朝8時に起きてきた。

連絡帳を指さして

P:「書かなくていいよ。」

(なんでいつも遠回しな言い方をするんだろう?)

母:「お休みするってこと?どうして?」

P:「コロナが気になって…。鼻がグスグスするし。」

(行きたくないだけなんだろう。放課後等デイサービスは行くらしい。)

 

相変わらずの一進一退の生活は続く。

それでも確実に進んでいることは確か。